仮想Webカメラで配信(MS)
このページの内容は MS 版のみの内容です。

仮想Webカメラで配信する #

仮想Webカメラで MMDAgent-EX の画面を配信できます。現時点で対応OSはWindowsのみです。

仮想Webカメラとして Softcam を利用しています。

インストール #

Softcam のドライバーを実行マシンにインストールします。ソースコードの Plugin_Webcam/softcam フォルダにインストーラーが同梱されているので、その中の RegisterSoftcam.bat を実行してください(OSが 32bit の場合は 32bit 版をインストール)

  • RegisterSoftcam.bat: 64bit 版インストーラ(通常はこちら)
  • RegisterSoftcam32.bat: 32bit 版インストーラ

インストール後、Webカメラの選択肢に “DirectShow Softcam” が出てくるはずです。出てこない場合はアプリやブラウザを再起動してください。

使い方 #

MMDAgent-EX を起動して画面を出したあと、WEBCAM_START メッセージを発行することでキャストが開始されます。

WEBCAM_START

開始後、アプリ等で Webカメラに DirectShow softcam を選ぶことで、MMDAgent-EX の画像を Webカメラ映像として送信・処理等行えます。

キャストされるのは MMDAgent-EX ウィンドウ内の左上からの固定されたサイズの区域(デフォルト 1280 x 720)です。キャストしたい内容が映るよう、ウィンドウの大きさを手動等で適宜調整してください。

キャストを終了するときは WEBCAM_STOP メッセージを発行します。

WEBCAM_STOP

起動直後からキャストする #

.mdf に以下を書いておくことで、起動した直後から自動でキャストを開始させることができます。

Webcam_Enable=true

画面範囲を変更 #

MMDAgent-EX内のキャストする画面の範囲を変更するには .mdf で幅 Webcam_Width と高さWebcam_Height を指定します。デフォルト値はそれぞれ 1280 と 720 です。たとえば 640x360にしたい場合は以下のようにします。なお変更できるのは幅と高さだけで、起点はウィンドウ左上で固定です。

Webcam_Width=640
Webcam_Height=360

キャプチャされた画像はドライバー側で仮想Webカメラで指定された解像度(1280x720 とか 640x360)に伸長されてキャストされます。上記で大きい範囲を指定するほど、画質はよくなりますがソフトウェアキャプチャなのでCPUの負担が大きくなります。小さい範囲にすれば負荷は下がりますが、画質が荒くなります。